ウォーキング





最近太ってきた事と体調不良もあり、これは本当に運動をしなくてはいけないと思えてきた。

子供の頃から運動は苦手だ。運動という以前に、「動く」という事自体が既に苦手。
まだ幼い頃からいつも部屋の隅でジッとしている様な子だったのだが、こんな大人になってまでその本質は変わっていない。

出来れば運動はしたくないが、病院で「ウォーキングだけでもやった方がいい」と勧められた。骨粗しょう症が進んでいるし、貧血や内臓機能の低下、もろもろが実年齢よりも悪いらしい。筋肉なんて多分老人並だろう。時々ペットボトルのフタが開けられず、私の筋力はどうなってしまったのか?と我ながら驚く。

また、缶ジュースを開けようとするとかなりの確率で爪が割れる。伸ばしている訳でもないのに。

本当に健康の為にも、この重い腰を上げなくてはいけない。

しかし激しい運動は当然無理だし、やる気もない。やはりここは無難にウォーキングだろう。

よく、犬の散歩をしているのなら十分それで運動じゃない?と言われる事があるが、それは全く違う。犬はあっちへこっちへと寄り道をし、クンクンを草の臭いを嗅いだりする為に飼い主としてはただ立っているだけの時間が多くて全く運動にならない。

これは犬の散歩とは別に、ウォーキングの時間を持つべきだと決めた。

なので、夕方犬の散歩が終わった後、一旦犬を家に連れて帰り、再び私一人だけでウォーキングに出る事にした。

自分一人だといかにもウォーキングらしい歩き方が出来る。腕を振って速足で少し息が切れるぐらいのスピードでずんずんと歩いた。



だが狭い地域の為、歩くコースは犬の散歩コースとほぼ同じになる。同じ道を歩く為、前方から見慣れた犬連れの人達と次々すれ違う。

不思議なもので、私も犬を連れている時には誰と会っても弱気にならない。「こんにちは」「可愛いですね」そんな会話が自然と出る。多分、犬に目線がいき、飼い主をほとんど見ずにお互い話すからだと思う。

だが、いつも連れている犬がいなくて、自分一人で歩いているとこんなにも不安でぼっち感が強くなるものか、と実感した。

見慣れた主婦に「あら?今日は一人?ワンちゃんは?」と聞かれ、「ちょっとウォーキングでもしようと思いまして…」と答えるものの、なぜかいつも愛犬を連れている時のように自然と言葉が続かない。いつもの陰気な私に戻っている。

最初は勢いよく歩き始めていた私だったが、顔見知りと会えば会う程恥ずかしくなり、気付けば結局トボトボと歩いていた。

前方からまた知った顔が歩いてくると、思わず隠れるように横道に入ったりして、帰宅する頃にはドッと気疲れし、もうこの時間帯には二度と一人で歩きたくないと思った。

別に悪い事や恥ずかしい事をしている訳ではないのに、ウォーキングごときさえも堂々と出来ない。
今まで、私などよりもっと若くて綺麗な女性が、颯爽とした感じでウォーキングしているのをよく見かけた。周囲を気にしている様子など全くなく、ipodなどを付けながら、楽しそうにさえ見えた。だから全然何てことのないように思っていたのに、近所を歩くというのはこんなにも人目を気にしてしまうものなのか。

いや、私が自意識過剰なだけだろう。
次回歩く時にはもっと誰もいない時間帯で暗闇を歩きたいと思う。




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Posted byころり