確認すれば良かったと後悔しても時すでに遅し「予約をするのが無難です」

――前回の続き。
腕が痒くて湿疹昨日の朝、起きた瞬間から腕が痒かった。
他の病院へ行く
閉院した病院の前で茫然と立ち尽くした。
しかし折角家を出たのだから、どこか他の病院に行こう。
それでネットで近くの病院を検索した。
今ならまだ開いている病院があるかも。
するとそこから10分程度の場所に皮膚科があり、19時まで診察している。
それで私にしては珍しくレビューも読まずにとにかく間に合うようにと、急いで車を走らせた。
だがこの時間帯。
帰宅車の渋滞に巻き込まれてしまい、結局到着まで30分もかかり受付に着いたのは3分前ギリギリ。
患者数の多さに驚く
何とか受付を済ませたものの、落ち着いて待合室を見渡してみるとあまりの患者の多さに驚いた。
その場にいた人だけで20…30人近くいただろうか。
受付で私は番号札を渡されたのだが、そこに48番と表示されていた。
一体どれだけ待たねばならないのか。
それもこのコロナ感染者が急増している中、ぎゅうぎゅう詰めの待合室。
しかしここで諦めて帰るのは勿体ない。渋滞の中、やっと着いたのだから。
座る席も空いていなかった為、私は壁際に立ち出来るだけ人と離れて待った。
最新の病院はまるで美容室
その間にスマホで改めてこの病院をチェックすると、まだ開院して間もないらしい。
有名な医師が開院したらしく、既に人気の病院でいつも混んでいるので、「予約をするのが無難です」と書かれていた。
それで確認するとHPからネット予約が出来るようになっていた。
そのせいか待合室で待っている間も、次々と予約済の患者が現れて、診察室に入っていく。私の番などまだまだ遠そう。
それにしてもいかにも最新の病院という雰囲気で、建物や椅子などお洒落で綺麗。まるで美容室。
電子掲示板があり、現在診察中の番号や、次に呼ばれる番号なども表示されいている。
又、現在予約した場合の診察予測時間まで表示されていて、今まで昭和的な皮膚科に通院していた私としては感心するやら落ち着かないやら…。
巨大な壁掛けテレビの音量がやたら大きく、外は薄暗くなり始めていたが、この院内だけは騒がしく煌々と明るかった。
――続きます。
そして次々と患者が呼ばれていったが、私はひたすら待った。
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