私が思う有意義な時間は、夫にとって無駄な時間

夫と愛犬を連れて散歩
なかなかスッキリした天気にならないが、今朝起きた時には雨がやんでいた。
さらに曇り空で気温もそう暑くない。
これなら散歩に行けるかも。
最近は雨や猛暑でなかなか愛犬の散歩にゆっくり行けなかった。
この隙に公園に行こう。
そう思い、「あなたも行く?」と休日だった夫に声をかけると、一緒に行くと言う。
愛犬は私と二人きりより、私と夫が揃って行く散歩の方が喜ぶ。
それで夫と愛犬と一緒に近くの公園に行った。
しかしこれが…
汚れるからダメ
道路は雨が水溜まりがあったり、泥で汚れていたりした。
だがそれは私にとっては予想通りであり、帰宅後に愛犬をシャンプーするつもりだった。
しかし夫。
「あ!汚れるからダメ!」
と、愛犬を引き寄せるばかりで、ほとんど歩かせない。
私が「洗うから大丈夫」と言っても、「不衛生だからダメ」と言い、結局散歩に行ったというのに、そのまま公園の真ん中に立ち尽くしているだけだった。
しかしそれでも愛犬は嬉しそうな顔をして、クンクンと土の匂いを嗅いだりしている。
外の空気を吸ったり、周囲を見渡すだけでも愛犬にとってはリフレッシュの時間だ。
無駄な時間
そう思い私もぼんやりと景色を見ていると、夫が言った。
「何、この無駄な時間。帰ろう」と。
無駄って…。
夫にとっては散歩に行く=グイグイと歩くという事らしい。
それが道が悪くて歩けないのなら無駄だと言う。
だが私から見れば足が濡れても歩けばいいと思うし、それを夫が許さないのなら、せめて愛犬に匂いを嗅がせる時間をあげて欲しい。
「無駄無駄!」と言いながら、愛犬を抱き上げて出口に向かう夫の背中を見ながら、何だか寂しい気持ちになった。
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