「一人が気楽でいい」と堂々と言える若者達

日本の将来はどうなる?
最近テレビのワイドショーを見ていると、先行き不安な話ばかり。
日本経済は低迷し他国に追い抜かれ、年金はアテにするなと言われる。
温暖化で年々猛暑が酷くなり、自然災害は増す一方。
私達は逃げ切りという感じだが、あと50年、100年先にはどうなっているのだろう…日本に住んでいられるのだろうか…と若者の将来を思う。
だがその一方で、今の若者を羨ましく思う事もある。
デートをした事が無い若者達
先日、今の若者はデートをした事が無い、結婚願望がない人が多いというニュースを見た。
その事自体は「ふーん」と思った程度なのだが、その時に若者にインタビューをしていたのが興味深かった。
「異性と付き合いたいと思わない?」「結婚したくない?」などと質問された若者が言った。
「一人が気楽でいい」
私はこれを堂々と言える時代なんだなぁ…と思うと、そこが羨ましかった。
他にも、「面倒臭い」「興味がない」など、素直な気持ちを話す若者達。
他人と同じでなくていい
中には、興味はあるのかもしれないが、「断られたら辛い」「自信がない」などという草食系意見もあり、番組ではそちらをメインに取り上げていたが、どちらにしても多様性があり、昔なら結婚するのが当たり前、異性と付き合った経験が無いのは恥ずかしい…なんて言われていた事が、今は違う。
恋愛だけでなく仕事でも、ユーチューバーのように会社に属さなくても生計を立てる事が出来たり、合わなければ次々と転職する事も許される。
ある番組では、経済を活性化させる為にも、終身雇用ではなくこれからは成果主義をもっと取り入れ、雇用する側も雇用される側ももっとアクティブになるべきだと言っていた。向上心を持ち、自分が活かせる場所を見つけていく。
あぁ、そうなれば、あの仕事中の意味のないお喋りも、効率の悪い昔ながらの習慣も、どんどん改善されていくのだろう。
今の若者はドライだと聞く。
そんなドライさが私には心地よい。
よく読まれている記事