辛い事は避けてもいい、無理をしなくていい

心が落ち着く心理士
精神科の認知行動療法。
とても良い心理士に担当してもらえてラッキーだと思う。
内容がどうこうという以前に、この医師の顔を見るだけで心が落ち着くので、その為に病院に行っているような感じ。
今から、診察が終了してこの心理士に会えなくなる日が寂しい。
日々の落ち込みを、この心理士と会う度に楽にしてくれている気がするから。
先日の認知行動療法でも、親との関係の話しになり、「避けても大丈夫な事は避けてもいい」と言われた。
私は実家に行かなくてはいけない、母から言われた事は受け止めなくてはいけない…と、がんじがらめになっている。
それが辛過ぎるなら、自分が大丈夫だと感じる範囲まで落とせばいいと心理士は言った。
「どれぐらいのペースで会うのなら大丈夫ですか?3ヶ月に1回?半年に1回?1年に1回?」
と、かなりハードルを下げて聞いてくれる。
自分が楽な範囲で生きる
それで私は、「3ヶ月に1回ぐらいなら…」と答えた。
本当は年1回にしたいぐらいだが、やはりここでも意味のない見栄を張っているのか無理をしてしまう。
すると心理士は、「それで十分ですよ」と言った。
「3、4ヶ月に一度でも会えば親孝行として十分だと思いますよ」
そう言い、私の心を軽くしてくれた。
心理士は決して親を変えようとも、私に変われとも言わない。
ただ今の状況を楽に受け止められるように見方を変えたり、辛い事は避けてもいいと言う。
内心、それが簡単に出来ないからこんな人間になってしまったんだけど…と思うが、それでもこの心理士に「避けてもいい、無理をしなくていい」と何度も言わると、何だかとても心が軽くなるのだ。
よく読まれている記事