ミスは店の責任。値引き価格で買うのは当然だと言う夫

スニーカーを買いに
昨日夫と出掛けた時、夫がついでにシューズを買いたいと言い出した。
散歩用のスニーカーが欲しいらしい。
それで一緒にスポーツ用品店に立ち寄った。
夫と二人でしばらく店内を物色し、購入するシューズを決めた。
その商品はプライスダウンになっており、30%引きと棚に表示されていた。
10,000円程度のシューズが7,000円程で購入出来る。
同じ商品で価格が違う?
ただ、これと同商品が二ヶ所に展示されていて、別の場所に置かれている方を見ると、そちらには値引き表示はされておらず定価になっていた。
夫と二人、どうなんだろうね?と話したのだが、夫は「きっともう一つの方は値引きするのを忘れているんだよ」と言った。
いや…逆もあるのでは?
今手に取っている方が、値引き表示を外し忘れているとか。
しかし夫はそのまま値引きされたシューズを手に取りレジに並んだ。
レジは混んでおり、しばらく時間がかかりそう。
店内が寒かったので、私は先に店を出て車の中で夫を待った。
レジで揉める
しかし…
かなり時間が経っても夫は店から出てこない。
いくらレジが混んでいるとはいえ遅すぎるのでは…
そう思い、私はまた店内に戻ってみた。
すると夫がレジで何やら揉めている。
夫がレジの担当者を怒っているような…
他の客が列をなして待っているというのに、夫は気にせず何か必死に抗議していた。
私はしばらく茫然とその様子を見ていたのだが、その後夫は不機嫌な顔をしてこちらに歩いてきた。
「どうしたの?」
「ムカつく」
夫はイライラしていた。
聞くと、夫が支払いをしようとした時、値引きした価格ではなく定価だと言われたらしい。
すると夫は、「これは値引き表示されていた」と説明したのだがレジの人は、「その表示が間違っていました。申し訳ございませんが今は定価になっています」と言われたと。
やはりそうだったか…
「仕方ないね」と私は言った。
しかし夫は驚いた事に、「それは納得いかない、それはそちらのミスだから30%引きで購入出来るはずだ」と訴えたらしい。
「えぇ?そこまで言ったの⁉」
「当たり前だろ」
と、夫は言い、結果本当に30%引きの価格で購入出来たと言うのだ。
いや…私なら絶対諦めるけど。
買うのを諦めるか、その定価で買ってしまうかのどちらか。
「店のミス」と言う夫が正しいのかもしれないが、きっと嫌な客だと思われただろう。
だが夫はどう思われようが気にしていない。そこが私と違うところ。ある意味羨ましい。
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