めまい吐気…ようやく病名が確定。優しく頼もしい医師

―――前回の続き。
昨日はとりあえず眼科を受診するつもりだった。
私が耳鼻科を受診しようと思ったのは、「良性発作性頭位めまい症」ではないかと思ったから。
コメントの中で、この症状ではないかとアドバイスを頂き、自分自身でもそんな気がしてきたのだ。
以前メニエール病になった時にも、この「良性発作性――」を疑った事があるし、数年前には実母がめまいで耳鼻科を受診した時にもこの病名だった。
なのになぜまず最初にこの病気を疑わなかったのだろう。
しかし過去に通院していた耳鼻科には行く気がしなかった。
流れ作業で説明も簡略。女医の口調も強い。
それでネットでまた病院検索。
詳しく検索する程余裕が無かったので、とりあえずグーグルレビューで星5の耳鼻科に行ってみる事にした。
開業したばかりでレビューの数は7人しかいないが、皆揃って「優しい医師」と書いてあったので。
そしてようやく受診。
病院に着いた頃にはめまいと吐気で問診票を書くのも診察室に入るのもヨロヨロ状態。まるで酔っ払い。
それでも何とか自分の現状を医師に説明。
医師は若い男性で、私の話す言葉をハイスピードでパソコンに打ち込んでいた。
そして私の説明を聞き終わると、医師は言った。
「分かりました。今のお話で9割方診断はつきましたが、これから検査と説明をします」と言い、「付き添い者はいますか?」と聞かれた。
待合室に夫がいると答えると、「ご主人にも説明を聞いて頂きたいので診察室に入ってもらって下さい」と言う。
大きな病気でもあるまいし大袈裟な気もしたが、医師によると「検査をすると眩暈や吐き気がより酷くなり、説明を聞く余裕が無くなる方が多いので出来ればご家族も一緒に聞いて頂いた方が安心です」という事らしい。なるほど、丁寧な医師だと感じた。
以前の耳鼻科では吐気と眩暈がありつつ説明を受けたが、確かに嘔吐しないように耐える事に必死で、上の空で説明を聞いた気がする。
そして夫が診察室に入り、検査。
やはり眼振があるようで、医師は検査をしながらその都度夫に映像を見せて説明している様子。
私はといえば吐気MAX。
吐気を我慢し過ぎて汗だくになってしまった。
そして結果、やはり「良性発作性頭位めまい症」だと説明を受けた。
さらにこの症状には二種類あり、「半規管結石型」と「クプラ結石型」があるらしい。
そして私の場合、その二つの症状がどちらもある為、一日中めまいが継続したり、完治まで通常より時間がかかるかもしれない…と説明された。
ちなみに改善体操などはあまり意味が無いのでお勧めしないとの事。(←実母はこれを必死でやっていたけど)
薬を処方されて病院を出た。
この病院を実際に受診してみて、レビューに書いてあった「優しい医師」というのも合っているが「頼もしい医師」という言葉もピッタリなように感じた。
とにかく丁寧な診察と説明であった。
夫に説明した後にも、私の吐気がやや治まったところで私にも再度画像を見せ説明。もういいですから…他の患者さんが待っていますので…と遠慮したくなる程。
さらに説明された内容を印刷して頂けたり、至れり尽くせりな感じ。
ここ最近お世話になった病院で一番良かった。
婦人科や胃腸科、心療内科など、同じぐらいフィットする医師に出会いたい。
今現在もめまいに変化はないけれど、とりあえず病名が確定したので気持ちは楽になった。
※たくさんアドバイス頂き助かりました。可能性のある病名や治療法などをアドバイス頂く事により、とても参考になり救われました。ありがとうございました。
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