高齢になってからマンションに引っ越しするという事

自治会の行事がある度に、この地域から離れたくなる。
愛犬の事や体調不良でそれどころでは無かったが、忘年会の文字を見た瞬間、私の引っ越し熱がムクムクと上がり始めた。
だけど…先立つものが無い。
時々読ませて頂くブログは自分より年上の方のものがほとんど。
さらに子なしや独身、一人暮らしの方のブログを読む事が多く、この先もし一人になった時の心構えというか、勇気を貰えたりする。
しかし老後の一人暮らしの現実が突き刺さる。
裕福ならまだいいが、日々の生活費がギリギリという人もいる。
年金がアテに出来ず、頼る子供もいない。
今の若者であればこんな時代に向き合い若い頃から貯蓄をしていそうだが、私達の世代の若い頃には老後への不安は今ほどでは無かった。
それが中年になった途端、年金はアテにしないで下さいというお達しがあり、慌てたものの今更人生の軌道修正は出来ず…。
老後には今以上に支出を減らし、慎ましく生活するつもりだが、それでもやっていけるのかどうか…不安しかない。
そんな状態で住居費の有無は大きい。
私はもし引っ越しが可能であればマンションが良いと思っているが、毎月家賃を払うなんてとても無理。
現在住んでいる家は住宅ローンも終わり、住居費は0円で住む事が出来ている。
それが高齢になってから家賃を払い始めるなんて現実的ではない。
節約を考えれば今いる場所に一生住む事。それが一番いい。
持ち家VS賃貸で比較したサイトなどを見ると、持ち家は保険や税金、修繕費などに費用がかかる為、賃貸と変わらないと言われたりしているが、それは地域や家によると思う。
うちのような場所では持ち家の方が圧倒的に安くつく。
そんな事を考えていると、私は結局この場所から動けないのかもしれない。
ずっとこのままこの自治会で。
もし一人になったら耐えられるのかどうか自信はないけど。
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