言わせない方法が分からない

昨日の夕方、近所の主婦が来た。
「選挙のお願い」だ。
私の母親ぐらいの年齢の女性で、この家に住み始めてから選挙の度に欠かさず来る。
言い換えれば選挙の時以外に来る事は無い。
そしてこの記事を書く為に少し調べて今頃知ったが、投票依頼の為の戸別訪問は禁止されているらしい。
え?そうだったの?
でも堂々といつも来るし、まさか「禁止ですよ」と言う勇気もない。
でも選挙の話だけならまだいい。
昨日も選挙の話だけで帰って欲しいと願ったが、その後で「いつも何してるの?」と聞かれた。
相手にしてみれば近所同士で、選挙の話だけで帰るのは悪いと思ったのかもしれない。
私は、「家で仕事をしています」と答えた。さらに「それで忙しくて」とも付け加えた。精一杯の帰ってアピール。
しかしその主婦はそれに気付いているのかいないのか、続けて私に言った。
「まだ若いのに。外に出て働きなさいよ。だから陰気になるの!もっとご近所さんともお喋りしなきゃダメ。みんな言ってるわよ、ころりさんは気取ってるって」
…さすがに凹んだ。
ここまでズバズバ言われるなんて、まるで母親と同じ。
この年代の人は皆こうなのか?
この主婦は私に会う度に毎回同じ事ばかり言う。
明るくなれ、もっと近所の人と仲良くしろと。
どうして他人の私にそこまで言いたくなるのか分からない。
私に何か人にそう言わせる雰囲気があるのか。
その主婦が帰った後、気持ちが沈み過ぎて何も手につかなかった。
一人で静かに過ごしていたいだけなのに。どうして放っておいてくれないのだろう。
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