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60代で出会う新たな友人





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―――前回の続き。

私にとって唯一の女性の相談相手

10年程前までは、年に数回、昔の友人から連絡がある事もあった。



タキさんに友人がいるというのは意外だった。

会社にはパート女性が他にたくさんいるが、タキさんは群れない。
他の女性が雑談に花を咲かせていても、タキさんは黙々と仕事をするらしい。

仕事と家の往復で、休日には寝てゴロゴロ過ごす。
唯一の趣味はドラマを見る事――そんな風にいつも聞いていたから。

「一人が気楽でいい」とよく言っていたので、私は勝手に友人など一人もいない(欲しくない)のかと思っていた。

それでも退職した後は完全に誰とも会う事がなく、いくらタキさんでも寂しいのでは…と思ったのだが。


「その友達と時々電話で話して、2~3ヶ月に一回は会うらしい」

夫がそう言うので私は、「友達って昔からの?だってタキさん、職場では他の人と仲良くなかったでしょ?」と聞いた。

すると驚いた事に、「2年程前に出会ったらしい。免許の更新に行った時」と言う。

自動車の免許更新に行った時、たまたま近くにいた同年代の女性と会話をして仲良くなり連絡先を交換し、現在も交流が続いていると言う。







その友人は住民票は地元だが、現住所は車で2時間程のところに住んでおり、頻繁に会うのは無理。
なのでほとんどが電話での会話で、年に数回だけ会っているそう。

それにしても…そんな事があり得る?
免許証の更新時に?見知らぬ人と?

意外過ぎて驚いたが、その友人も離婚して子供が独立し、現在は一人暮らしらしい。
経済的にゆとりが無いという状況も似ていて、そこでお互い共感し仲良くなったのだろう。

「そういう存在が一人でもいるのは大きいよね」

と夫が言った。私もそう思う。

タキさんが誰とも群れずに一人で淡々と生きているのは励まされるものがあった。
いつか私が一人になっても、あんな風に誰とも関わらずに生きていこう――そう思っていた。

だけどタキさんにもそういう相談をしたり支え合う友人がいると聞き、複雑な心境になった。

タキさん良かったね、という気持ち。
やっぱり誰でも友人が欲しいのね、という気持ち。

その年齢で気の合う友人と出会えたタキさんが羨ましい。
タキさんの飾らない雰囲気だからこそ相手も話しやすかったのだろう。
私は今から新たな友人を作るなんて諦めている。

だけど何歳になってもそういう出会いや、新たな友人が出来る可能性があると思うと少し希望が持てる。

私の場合はまず、この他人を寄せ付けない壁を崩さないといけないだろうけど。






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Posted byころり