自動検温器で警告。気にしない事が大事

最近ずっと食欲不振なのだが、夫が「たまには外食をしよう」と言った。
以前夫が全く食欲が出なかった時、試しに外食をしてみたら意外と食べられた事があった。
私の手料理よりも外食の方が美味しい…という可能性も高いが、精神的な事が原因で食べられない時、場所や環境を変えてみるだけで食欲が戻る事があるかもしれない。
と、夫が提案してくれたので、私も頷き久しぶりに外食をする事にした。
そして和食の店に入ったのだが、入り口の所で自動検温器があった。
先に夫が難なくクリアし中に入って行ったのだが、次の私が引っ掛かってしまった。
体温が高過ぎて警告。
このタイプの自動検温器は、自宅で正確に測る時よりも低めに表示される事が多かったので、今回も大丈夫だろうと油断していた。
しかしこの日は37度を超えて表示された。
コロナではなくずっとこんな体温なのです…と説明したいところだが、迷惑をかけたくないのでそのまま退散。店を出た。
もはやこの高体温が私の平熱となりつつある。
時々急に熱が下がっている時もあるのだが、それが不規則なので予測出来ない。
前回漢方の専門医に診察を受けた時も相談してみたが、それもこれも「気にしない事が大事」と強く言われた。
この漢方医には既に性格を見透かされているようで、体に関する事よりも精神的な事へのアドバイスが多い。
先日も、「ころりさんの場合は倒れて救急車で運ばれてから、ようやく心配するぐらいで丁度いい」と、やや乱暴な言い方だがそれぐらい気楽に生きろ、楽しい事に目を向けろと言われた。
そうだよね、分かっている。
と思いながら、徐々にこの漢方医に会うのが億劫になっていく私。
毎回会う度に「前向きに」と言われるのが重くて、逆に心が後ろ向きになってしまう。
とても良い医師なんだけど。
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