辞めた会社の求人票を見て慰められる

少しでも出来そうな仕事はないか…と、求人サイトをチェックしている。
職場勤務は心も体も無理そうなので、在宅勤務をメインで探す。
すると少し前まで、週1~2日で働いていたパート先の求人を見つけた。
勤めていたのはほんの少しの期間。
愛犬の為に辞めたというのもあるが、それと共にその会社の(というか社長の)雰囲気に馴染めなかった。
その会社の求人がまた出ていた。
私が辞めた直後も求人が出ていたが、2週間程前にも出ていたので、少なくとも今回で3回目。
最近まで求人を見る余裕もなかったので、もしかしたら私の知らない間にもっと何度も募集していたかもしれない。
求人が消えたと思ったらまたすぐに募集している。
明らかに採用された人がすぐ辞めたように見える。
私は今日、またその求人に気付いた瞬間、ホッとした。
すぐ辞めたであろう事を予想してホッとするなんて、我ながら性格が歪んでいると思う。
だがあの職場にいた時、何とも言えない異常さを社長に感じ、この人と二人きりという空間に息が詰まった。
それでもいざ辞める時には、また続かずに尻尾を巻いて逃げる自分が情けなく、私はどこに行っても勤まらないと落ち込みもした。
そんな思いを今でも引きずっていたが、何度も求人を出している様子を見ると、あの会社で続かないのは私だけじゃないよね?とどこか慰められる気持ちがする。
それにしても…
その求人票には、会社PR文が書かれていて、「定着率が良く皆さん長く勤続し、和気あいあいとした職場です」とあった。
しかし従業員数の欄は0人。
これって見る人に違和感を与えないのだろうか。
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