医師にもご機嫌伺い

昨日、胃腸科に行ってきた。
胃薬の効果か精神的なものなのか、まだまだ量は少ないものの一応普通に食事がとれるようになってきた。
なので本当ならこのまま様子見していたい。
最近は病院嫌いに拍車がかかり、行くと思うだけで吐気がしてくる。
だが前回の検査結果をまだ聞いていなかった為、仕方なく病院に行く事にした。
病院のドアを開けると珍しくこの日は空いていた。
それ程待つ事なく名前が呼ばれ、他の患者とは違う部屋に通された。
「ここでしばらくお待ち下さい。先生から説明があります」
今まで入った事のない個室で、なぜ?私だけ?…こんな些細な事でも不安が一気に高まった。
だが結果は良性。
それならいつもの部屋で説明して欲しい…怖いじゃないの…と思いつつ、ひとまず胸をなでおろした。
そしてこの日は医師の機嫌も良さそうで、それが私の心をより楽にしてくれた。
この医師、以前からとても良い雰囲気の医師で、優しく対応してくれる。
だがここ最近、なぜか対応が冷たくなったように感じていた。
どうしてだろう?
私が何か悪い事を言ってしまっただろうか…
それが気になり夫に相談すると、「ころりが神経質な患者でウザイんじゃないの?」と言われた。
確かに私は心配のあまり、薬の効果や副作用などをネットで調べ、それを医師に確認する事がある。
そういうのを嫌う医師は多い。その上お薬手帳で抗うつ剤を服用している事も分かってしまう為、夫の言うように神経質で面倒臭い患者だと思われているのかもしれない。
それで昨日は病院に行く前から、とにかく余計な質問をせず、物分かりの良い患者を演じようと決めていた。
なので何を言われても、「おかげさまで」「ありがとうございます」の二つを繰り返した。
そのせいか何なのかは分からないが、とにかくこの日はとても医師の機嫌が良かったのでホッとした。
帰宅後、夫にそれを話すと、
「相手の機嫌に左右され過ぎ。相手の機嫌が悪かろうが良かろうが、気にするなよ」と言われた。
医師の機嫌が悪くなろうが、質問したい事があれば聞けばいい、それだけ、と。
確かに。
どんな場所でもどんな時でも、相手の反応に敏感に反応してしまうから疲れてしまう。
でもこれが私で、今更変わるのは難しい。
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