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後悔ばかりが浮かぶ





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愛犬の葬儀は亡くなった当日に行った。

もっと一緒にいたかったが、季節的にもあまり長く置いておくのは可哀想な気がしたから。

それにしても前日までいつも通り過ごしていたのに、今は葬儀をしている。

これが現実だと受け入れるには突然過ぎた。


私達は当然のように遺骨を自宅に連れて帰った。

遺骨はまだ温かさが残っていて、抱いているとそれはまさに愛犬だった。


自宅で愛犬が倒れた日、偶然夫が休日で家にいた。

倒れた愛犬の叫び声を聞いた瞬間、私は駆け寄り、夫もすぐに飛んできた。

生きているのか、もう息をしていないのか、咄嗟にそれさえ分からないような姿だった。


でもまだ息があり、更にゆっくり抱き上げると目はしっかり私と夫の顔を見ていた。

大丈夫、何とかなる。

泣いている場合ではない、しっかりしなくては。







早朝なので病院が開いておらず、何とか病院と連絡がとれたのは、そこからしばらく経ってから。

すぐに診てもらえるという事で、私は急いで家を出る準備をした。

愛犬を入れる為に別室にキャリーケースを取りに行こうとすると、愛犬を抱いていた夫が言った。

「あなたを探そうとするから、傍にいてあげて」

愛犬と見ると、じっと私の顔見て私の動きを目で追っている。

私は夫と交代し、夫が着替える間、愛犬をキャリーケースに入れ手を添えていた。

私はまだ愛犬が助かると信じていた。
もしかして寝たきりになるかもしれないけど、まだ別れる日ではないと信じていた。
だがその反面、苦しませたくない、苦しむだけの延命治療だけはやめようと思っていた。

助かると信じたい気持ちと、もうダメかもしれないという気持ちが混乱していたように思う。

家を出る頃には愛犬は目を閉じていた。
今から思うと、この時既に意識が無かったのだと思う。

あの私を目で追っていた時が意識がある最後の瞬間だったのだと思うと、あの時もっとちゃんとお別れと感謝の気持ちを伝えれば良かったと悔やまれてならない。






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Posted byころり