今後の自分らしい働き方

予想外の急な退職で、それも電話で数分会話しただけという気まずい終わり方になってしまった。
今日は朝から勤め先の社長から電話がかかってきた。
電話の後、しばらくはモヤモヤした気持ちが残ったが、「まぁいい、終わった事だ」と、すぐに気持ちを切り替えた。
というのも、実は次の仕事の目星があったから。
仕事といっても在宅ワーク。
そもそも年老いた愛犬と残された時間を過ごす為に辞める事を決意したのだが、丁度その頃、在宅ワークで希望する求人があった。
今まで見た在宅ワークの中でも条件がとても良く、今まで働いていたパートよりも時給が良い程。
仕事内容は経験や資格が必要だが、それも私にとっては過去の経験が活かせるなら嬉しい。
今やっている仕事がほぼ座っているだけで、私の存在意味がないような気がしていたので尚更だった。
それが私の気持ちの後押しとなり、今の仕事を辞めようと決める事が出来た。
まだ採用もされていないその在宅ワークの仕事だが、もし不採用でもそれはそれで仕方がない。
採用されればラッキーぐらいの気楽な気持ちで、私は早速その会社に応募書類を送った。
私はそんな軽い気持ちだったので、この在宅ワークの仕事に関しては夫への報告が事後報告になった。
「応募書類を送ったの」
私がそう言うと夫が驚いたように、「え?まだ働くの?」と言った。
どうやらこの先、もう二度と働かないと思っていたらしい。
私は少しでも収入を得たいし、家で出来るなら今の私には一番良いと思うと説明した。
夫は、「自分が決めたならそれでもいいけど…」と言いつつ不服そうな顔をしていた。
夫は在宅ワークとはいえ、何かその仕事のストレスでまた私の精神状態が乱れる事を気にしているのだと思う。
その証拠に、「やるなら楽しく仕事をしてね」と言われてしまった。
楽しく…そう言われると急に自信がなくなってきた。
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