帰って来る人がいるという事

昨日、愛犬のシャンプーをして、部分的にカットをして、乾かして…と、手入れを終えて立ち上がろうとするとグキッと腰に強い痛みが走った。
犬も長時間は耐えられないので、出来るだけ手早く終えたつもり。
なのでそれ程長時間かかった訳ではないのだが、しゃがんだり中腰だったり、無理な姿勢が続いた事により、腰が悲鳴を上げてしまった。
愛犬はすっきりした様子で珍しく飛び跳ねるように歩いていたが、私の方は亀が這うような状態で何とかソファまで辿り着いた。
少しでも動くと激痛が走る為、とにかくじっと我慢。
寝転んで休もうと思っても、寝転ぶ姿勢が既に痛い。
気を紛らわせる為にテレビをつけ、ひたすら痛みが引くのを待った。
夕食を作る事も出来ず、夫に事情を説明したラインを送り、帰りに弁当を買ってきてもらえるように頼んだ。
夕方になり辺りは暗くなってきたが、電気をつける為に立ち上がるのも辛くて、暗闇でじっと待つ。なかなか不気味で我ながらシュールな光景。
こんな時アレクサがあれば便利なのかな?
そしてようやく夫が帰宅。
普段から同じ部屋にいてもそれぞれ互いの時間を過ごし、それほど会話をする夫婦ではないが、さすがにこんな時は誰か帰って来る人がいる事の有難さを実感する。
もしあのまま誰も帰ってくる予定がなければ精神的に辛いものがある。
夫が帰ってきたからといって何をしてくれる訳でもないが、誰かがいるという事でこれ程ホッとするとは。
どれ程強がってみても、こんな時に一人は辛いものだ痛感した。
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