義母が長生きしたいらしい

今日は義母と会話をしていると、義母が近所に住む高齢女性の話題をし始め、「95歳でお元気なんて羨ましいわ」と言った。
さらに、「私もそれぐらい長生きしたい」と言い、それを聞いた私は微妙な気持ちになった。
親には長生きして欲しい…そう思うべきであり、そう声に出して言うべきなのだろうけど、正直なところ私にはそんな情がない。
人として欠落しているのだろう。
では早く逝って欲しいのか?と聞かれれば、そこまで思えないのも事実。
介護施設などで親が満足できるだけ長生きしてくれればいい…というのが本音であり理想。
同居だとか、毎日介護に通うとか、そこまで関わる事を想像するとゾッとする。
さらに義母が言った。
「長生きしたら息子夫婦の事も助けてあげられますしね」
えー⁉
この言葉にはぶっ飛んだ。
本気でそう思ってる?
いや、そう思う義母だからこそ今までも関わるのが大変だったのだが…。
90歳を超えてまで、まだ自分が助ける側になれると思う事が、介護をする側からしたらやり辛いと思う。
実際、年齢関係なく本当に若い世代の助けになれる老人はいると思う。
それは心の支えだったり、何気ない言葉などで元気づけられたり…といったもの。
確かに私も昔祖父と会話した時にはホッと癒される気分がした。
しかし…それを自分でアピールする老人では全く癒されない。
うちの義母の場合、「ころりさんの相談相手になってあげられる」と言っている。
…結構ですとお断りしたい気分。
そんな余裕があるなら、どうぞまず自分の事を自分でフォローして下さいと言いたくなった。
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