気が緩み過ぎているドッグラン

愛犬を動物病院に連れて行った帰り道。
蒸し暑さはあるものの、日は暮れて薄暗くなってきた時間。
それで久々に動物病院の近くにあるドッグランで散歩をしていく事にした。
愛犬が若い頃には頻繁に遊びに連れて行ったドッグラン。
愛犬もその場所を覚えているので、近くを通るだけで嬉しそうに尻尾が揺れ始める。
だが今はさすがにこの暑だし老犬でもある為、ドッグランの中で遊ばせる目的ではなく、ドッグラン周辺の遊歩道を軽く歩くのが目的だった。
そしてその付近に行くと、かなり多くの車が停車していて驚いた。
何かイベントでも?このコロナの中で?
不思議に思いつつドッグランに近付いて行くと、特別なイベントという訳ではなく、ただ単に犬を連れた人々が大勢集まっているだけの様子。
そのせいでドッグランの中は人と犬でギュウギュウ詰めという状態だった。
まさに密。
これはマズイのでは?
さらに驚いた事に、飼い主の半数ほどがマスクを着けていない。
ドッグランの中は大型犬が多く、飼い主が投げるボールやフライングディスクを嬉しそうに追いかけ飛び上がり銜えていた。
犬と同じぐらいの大きさの子供達も走り回り、犬とじゃれている様子は微笑ましい。
しかし…。
子供もマスクをしておらず、そのあまりにもオープンな様子に、「これでいいの?」と不安になった。
私は愛犬を抱いてその様子を離れた場所から見ていたのだが、そのうちドッグランの外にいた犬がうちの犬に気付いて走り寄ってきた。
なんとこちらはノーリード。
車が来ないし、この場に来るのは犬連れの人ばかり。
その気楽さがここまで自由な気持ちにさせるのか。
以前はここまで緩い雰囲気ではなかった。
しばらく来ないうちに様変わりしてしまった。
私は早々にその場所を去った。
国内の犬からもコロナのPCR検査が陽性だったと報道されたばかり。
身近なところでは誰も感染者がいないので、つい気が緩んでしまうが、さすがにドッグランで見たあの緩すぎる様子を見ると不安になる。
今後あのドッグランに行く事は無いと思うが、普段の散歩も今まで以上に人を避けて行く事になりそう。
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