若い女性とは同居したくないらしい

完全に仕事を辞めて毎日家にいるようになってから、ますます親の干渉(又は依存)が強くなった。
夫の親も実家の親も。
これは予測していた事だが、それにしても頻繁な電話や呼び出しが重く、「だけど毎日家にいるだけの専業主婦なのだから、これぐらい我慢しなくては」と自分に言い聞かせている。
その一方で、堪り兼ねて電話の音を切ってみたり、メールの着信をあえて開かなかったり。逃げようとする自分もいる。
少し前から完全に昼夜逆転し、日中に寝たくて夜は目が冴えてしまうのも、夜は誰にも邪魔されない、親から電話がない安心感があるからだと思う。
日中は常に緊張していて電話に怯えているし、何もしていない自分への劣等感も強い。
深夜はそんな事はとりあえず置いておき、深呼吸出来るような時間なのだ。
先日、夫の実家に義兄が女性を連れてきた事で、義母は今でもブツブツ文句を言っている。
あの若い女性が気に入らないらしく、「あんな若い子…」と顔をしかめている。
若さの何が悪いのか意味不明だけど。
それよりもその後に義母が、「やっぱり私はころりさんと一番気が合うわ」と言った事の方が気になった。
私は義母と気が合うなんて一度も思った事がない。
ただ実母との複雑な関係があるので、義母の方がマシだと感じる事があるだけ。
義母は、「あんな若い子と私はとても一緒に住めないわ」と言っていた。
万が一、義兄が再婚でもしたら、あの若い女性が長男の嫁になるという事だが、義母はあの女性とは同居したくないと言うのだ。
私とは気が合う、長男が再婚しても一緒に住みたくない。
その言い方を聞いているとまるで、私達夫婦と一緒に住みたいというアピールに感じたのだが…。
そもそも義母は相変わらず、そのうち子供と同居するつもりの様子。
これだけ頻繁に私や夫と会っているのに、それで何が足りないのだろうと思う。
私が義母の立場でも、同居なんて気を遣うだけだし、時々会う子がいるという関係が一番気楽に思うのだが。
だがこの会話、深入りしてはいけないと思い、私は聞いていないフリをした。
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