完全無視から会話するまでの道のり

昨日の記事に対し、「義母の態度に驚いた」というコメントを頂き改めて、普通では無いよね、と実感した。
先日の父の日。持ち帰りの寿司を購入し、義実家に行った。...
そういう私も義母と初めて会った時、完全無視をされた。
全く目を合わせてもらえず。
結婚前なのでかなり昔の話だが、インパクトが強く未だに忘れる事はない。
その時は今の夫が「○○さん」と私を紹介してくれて、私も「初めまして、こんにちは」と、普通に挨拶をした。
それなのに…返事が無かった。
何事も無かったように私の存在を無視し、そのまま私の夫に「それで仕事は忙しいの?」という感じで話を続けていた。
私は今まで他人にそんな態度をされた経験が無く、衝撃的だった。
凄く意地悪な人…そう感じた。
だが私は仮面を被ったまま、義母の前では笑顔を浮かべて気にしていないフリを演じていた。
それでも義母の無視はかなり長い期間続いた。
2年…3年…ぐらい。笑ってしまうぐらい、かなり長い間、私は存在しない彼女として何度も彼の家を訪れていた。
徐々に彼の実家に行くのが憂鬱になり、行く前に涙が止まらない日もあり、それを見た彼(夫)が気を悪くして喧嘩になるという悪循環。
こんな状態でよく結婚したなぁと思う。
結婚後も、義母は何か私に言いたい時、夫の顔を見ながら私に話すという…おかしな関係が続いた。
義母は意地悪なのではなく、人と目を合わせられない精神疾患があるのだろうか?と思った事もある程。
それが年数を重ねていくうちに、いつしか義母は私と目を合わすようになり、直接話しかけてくるようになった。
「介護してね」
そのセリフがほとんどであったが。
きっかけは、長男の嫁と折り合いが悪かったからだと思う。
長男の嫁と義母は性格が合わず、いつの間にか寄り掛かる矛先が私の方に向いてきた。
それと共に普通に会話出来るようになった訳で…正直あまり嬉しくない。
だがそれも10年、20年と過ぎてしまうと、この義母の性格にも慣れてしまった。
なので先日の義兄の彼女と会った時も、ある意味いつもの義母という感じ。
が!一つ私の時と違うのが、例の彼女。
義母と義兄が会話している時、黙って座っていただけでなく、俯いてスマホを触っていた。
彼女の方も我関せずという雰囲気だったのだ。
お互い様と言えばそれまでだけど。
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