介護から逃げる言い訳が消える

仕事を辞めた後の事が気になり始め焦っている。
だが辞めると決めた時には、しばらく家で体調も含め様子を見ればいいと思っていた。
しかしそれが目前に迫ってくると、なぜか追い詰められた気分になる。
先日も書いたように、もちろん収入が減ってしまう事への心配もある。
だがそれ以上にもっと不安なのが、親の事。
義母も実母も、私への依存が強く、何かとすぐに呼び出される。
それに対する言い訳として、「仕事がある」と言ってきた。
時々しか出勤しない仕事である事はどちらの親も分かっているので、大した言い訳になっていなかったかもしれないが、少なくとも自分自身への言い訳には出来た。
一応私も働いて収入を得ている。
親ばかりにかまっている余裕はない。
親と関わる以外にも、私には別の世界がある。
そう自分に言い聞かせてきた。
だがそれが無くなる今、この先に親の要求が悪化しそうで怖い。
在宅ワークでいいので、毎日を親以外の事で忙しくしていたい。
そう思い数少ない在宅ワークの仕事をピックアップし、条件は良くないが、この際贅沢は言っていられない…と、問い合わせしようか迷っていた。
すると玄関で音がして、夫が帰ってきた。
え?どうして?まだ昼なのに?
こんな時間に帰宅するなんてどういう事?と聞くと、仕事が一区切りついたので今日は帰ってきたと言う。
そんな自由なの?
コロナウイルスの影響で、最近はこういう変則的な事もあり、出勤時間も融通が利くと言う。
それは夫にとって良い事だと思うが、急に帰宅された私の方は焦った。
夫が帰宅すると急に自分の時間が無くなってしまい、先ほどまで迷っていた仕事探しの件は保留になった。
昼から夫が家にいるって……何だか落ち着かない。
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