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思わぬ場所で救いの一言

ころり

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墓参りの帰り、墓石屋に寄った。

夫の実家がお世話になっている墓石屋は墓地からそれ程遠くなく、墓の傷を気にした義父母が、帰り道に店に寄って修理を頼むと言い出した。


墓守の資格と心構え

義父母と私の3人で墓参りに行ってきた。出来れば夫に一緒に行って欲しかった為、..



私は結婚して20年以上経つが、この墓石屋に来るのは初めて。

店に入ると愛想の良い女性が迎えてくれ、義母との会話を聞いているとどうやら社長の奥さんらしい。

社長は外に出ているそうだが、すぐ戻ってくると言うのでしばらく待つ事になった。

お茶を出して頂き座って待っていたのだが、その間、義母とその奥さんのお喋りは続いた。

そして義母が嬉しそうに、「これは次男の嫁なんです」と私を紹介した。

「あらそう。いいお嫁さんで」

墓石屋の奥さんはお決まりのセリフを言っていたが、初対面で「いい嫁」かどうかなんて分かるはずがない。

さらに義母が続けて言った。

「お墓は次男にみてもらおうと思ってるんですよ」







え⁉今その話、ここでする?
義母はここぞとばかり、長男は離婚したからアテにならず、次男に墓を渡したい…と、ペラペラ話し始めた。

奥さんはただ「あら~、そうですか~」と合わせていた。

するとその時、社長が店に入ってきた。

奥さんからは想像出来ないぐらい、怖い見た目。
私達に挨拶をするでもなく、「何?」と奥さんに聞いている。

奥さんが墓の修理の事を説明し、それは後日対応してくれる事に決まったのだが、ここで義母が社長にまで今後の墓の事を話し始めた。

次男に墓を引き継ぎたいと。

すると社長は「それはダメです!」とハッキリ否定した。

墓というのは長男に引き継ぐものであり、次男の墓は新たに作るのが決まりだと力説していた。
とても不愛想な社長に見えたが、自分の専門分野に関して納得出来ない事には雄弁になるらしい。

義母も負けておらず、「今時そんな堅苦しい事ないでしょう」と反論していたが、社長は「長男さんに墓を引き継いでもらって下さい」と言い切っていた。

まさかの…。
赤の他人に救われたような気分。

聞いていてスッキリした。
ただ帰宅時、車内での義母の機嫌の悪さは酷かったけど。






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Posted byころり