それもこれも近所付き合いの一部

昨日の新聞の話。
ここ数日、家計簿をつけている。数日分をつけた訳ではなく、数か月程度遡ってまとめて整理している。
予想以上に「新聞を取っていません」という方のコメントが多く、やはり今の時代、年賀状と共に新聞も不要になりつつあるのだと実感した。
新聞購読を断る理由として、「ネットで見るから」「老眼だから」「忙しくて読む暇がない」「お金がない」…色々な口実が考えられるが、私の近所の場合、そういう問題ではないように思う。
多分近所の他の人達も、新聞を読んでいない。
だけど読んでいるフリをして契約を続けている。
読まない新聞を好意で取ってあげる事、それもこの地域の近所付き合いの一部なのだ。
私が近所の主婦から契約した時も、最初に「新聞はあまり読まないので」と一度断る言い方をした。
だがその後で彼女から、「この班の他の人は全員取ってくれている。あとはころりさんだけ」と言われ、怖くなった。
読む読まないは関係なく、暗黙の付き合い。
それだけではない。
別の班の人だが、同じ自治会の中にハンドメイド好きな人がおり、趣味が高じて自宅で1~2週間に1回ハンドメイドショップを開いている。
私も以前役員をやっていた時、他の役員達に連れられてそのショップに行った事がある。
幼児服や婦人服をメインで販売されていて、どれも数千円以上の値段が付けられていた。
そこでも皆付き合いで、何かしら商品を購入する。
私もその時は小さなポーチを購入したが、それ以降そのショップには行っていない。
だが私と同じ班の他の主婦達は今でも定期的にそのショップで何かを購入しているらしく、時々「ころりさんも買いに行ってあげれば?」と言われる事がある。
私は新聞契約でも悩んでいるぐらいなのに、とてもそんなところまで余裕がなくいつも断っているが、それも陰で何を言われているか分からない。
何だかこうして書いていると宗教的な近所にも思えてくる。
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