近所の主婦に注意する役目

ブログでその事ばかり書いているのを見てお分かりの通り、このところ「この場所から引っ越したい」という気持ちでいっぱい。
それなのに今日はまた追い打ちをかけるような事があった。
私の家はポストが玄関ドアから離れた場所にある。
ちょっとした距離だが、新聞などを取りに行く時には外に出て道路近くまで行かなくてはならない。
今日も周囲に誰もいない時を見計らって、慌ててポストまで走った。
するとブロック塀の向こうから突然人が出てきて、「ころりさん、丁度良かった」と声を掛けられた。
自治会長だ。
何このタイミング。待ち伏せしていたのではないかと疑いたくなる程だ。
「おはようございます」
挨拶をすると、自治会長はまた面倒な事を話し始めた。
現在、私の班の班長をしている主婦が、最近会議を欠席してばかりだと言う。
「はぁ」
それを私に言われても…。
と、思いつつ話を聞いていると、隣の主婦が通りかかった。
「どうしたんですか?」
隣の主婦がそう聞くと、自治会長は私に話した内容をまたその主婦にも説明し始めた。
こんな事に関わらず早く家の中に引っ込みたいが、普段近所付き合いをしていないからこそ、こんな時ぐらい愛想良くしなくては。
そう思い会話に入っていたが、次の瞬間、自治会長の言葉を聞いて無理だと思った。
「それで、班長に会議に参加するように注意してもらえませんか?」
え?誰が?
私と隣の主婦が一瞬固まった。
そして隣の主婦は慌てて、「私は忙しいから無理だわー、ほとんど家にいないから」と言った。
すると二人の目が私に集中。
「いや、ちょっと、私も無理です!私が言える事ではないですし、とても言えないです!」
私は必至で断った。
実際、パニックになってしまい自分でも何をどう言い訳して断ったのか覚えていない程。
それでも自治会長は、「私から言うよりころりさんから注意してもらう方が、角が立たず良いと思うんです」とか何とか言っていたが、私はこれだけは絶対断らねば!と、無理だと伝え、逃げるように家の中に入った。
あぁ、本当に外に出たくない。
次は何を言われるのかと思うと怖くて仕方がない。
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