嬉しい一言、余計な一言





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今日も義母の整体院の予約日だった。
かなり頻繁に通院しているので義母も疲れるだろうが、私も辛い。

評判の良い整体院

昨年秋頃から義母の脚の調子が悪いようで、整形外科に通っているもののあまり改善しない。



私の足もまだ痛みが残っていて、出来ればあまり動きたくないが、そんな事よりも義母と頻繁に会い、長時間車内で会話する事の方が負担。ストレスが増す。

そろそろ通院する間隔を開けてもらってもいいのではないだろうか。こんな頻繁に通院していたら疲れる上に費用もかかる。

帰りの車の中で何気なく義母にそんな話をしつつ義実家の前まで義母を送った。

家の前まで着くと、義母に「ころりさん、ちょっと渡したい物があるから家に入って」と言われた。
本当はすぐに帰りたかったが、私は仕方なく車を降り、義実家の玄関口に立った。

すると義母が家に入り紙袋を持って来た。

「これ、息子の分と、ころりさんに」

そう言い渡された紙袋にはラッピングされた箱が二つ入っていた。

先日一緒に百貨店に行ったもののチョコは買えなかったのだが、義母はあれからどこか近場でチョコを買ってきたのだろう。




「え?私にも?」

「いつもお世話になっていますからね、お礼」

嬉しい一言だった。
そして義母もなぜか嬉しそうだった。







こういう所があるから義母の事を嫌いになり切れない。
時々ではあるが、私への感謝の気持ちを示してくれる。

私は嫁として恵まれている方なのかもしれない。
そう思いながら礼を言い、義実家を出ようとした。

すると義母が私を引き留めた。

「ころりさん、急ぐの?疲れたでしょう?お茶でも飲んで行って下さいよ」

だが私は断った。

「家で待ってる犬が気になるので帰ります」

事実だった。予定より帰宅時間が遅くなったので、さっきから家で留守番をしている犬の顔が頭から離れなかった。

その時義母が言った。

「あの犬がいなくなれば、ころりさんも楽になるのにね」

……。
チョコを受け取った時には多少なりとも優しい気持ちになれたが、この言葉を聞いた瞬間、そんなものは消え去った。

「あの犬がいなくなれば私はショックで耐えられませんよ」

私は感情を押し殺して言い返した。
だが義母に私の気持ちは伝わらず、続けて義母が言った。

「でもあの犬、そろそろそんな年齢でしょ?」

なぜか急に涙が出そうになり、反論する気も失せた。
義母は元々動物が嫌いな人だ。悪気が無く言っているのは分かる。

だけど…。
こんな余計な一言がなければもっと義母を好きになれるかもしれないのに。






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Posted byころり
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