急に刻まれた皺

この冬、ほとんどベッドで寝ていない。今ではリビングのソファが私の就寝場所。
愛犬の足が悪くなり、ベッドの横にスロープを置いてみたものの、上り下りする度に負担がかかっているように見えた。
それに相変わらず私の就寝時間が遅く、2時頃になる事もしばしば…。
丁度その時間には愛犬が熟睡状態で、一緒にベッドに行く為に起こすのも可哀想に思えて。
と、愛犬のせいにして言い訳を書いてみたが、本当は私自身がリビングのソファで寝ると落ち着く事に気付いてしまった。
以前からソファで昼寝をするのは好きだった。
だけど夜はベッドで寝るべきだと思い込んでいたのか、一応毎日ベッドで眠るようにしていた。
それが愛犬の老化に伴い、調子が悪い時には愛犬が動き回りやすいリビングで寝るようになり、「愛犬の為」だったのがいつしか自分もその居心地の良さにハマった。
何がいいって、温かさの残るリビングでそのまま眠れる事。
寝室に行くと部屋が冷えていて、布団の中で震える時間が長いのだ。
さらに便利なのが、リビングでテレビを観つつ、その延長で眠れる。
パソコンをしていて、電源を落とした後、動かずそのまま眠れる。
私のソファの周囲にはテレビやパソコンがあり、全く動かず事足りる。
コタツ好きな人がコタツの周りの全て置いているというアレと同じ状態。
ソファの横には毛布まで完備。
しかし深夜には冷え込む為、さすがに毛布1枚では寒く電気毛布も手放せない。
電気毛布をソファに敷き、その上に寝て毛布を被ればぬくぬく気持ちがいい。
こんな感じで、私はソファで電気毛布、愛犬はコタツに潜り込み眠る…という日が続いている。
一度これに慣れてしまうと、もう二度とベッドに戻る気はしないな…と思う程なのだが、昨日鏡を見てギョッとした。
眉間にくっきりと皺。
アラフィフともなれば皺ぐらいあちこちにあるが、それにしても急に刻まれたような気がした皺。
そして改めて顔を見ると、カサカサボロボロ。潤いゼロ。
顔だけでなく手も足も体中の水分が無くなり乾燥が酷過ぎる。
これは…明らかに電気毛布の影響か。
と思うが、毎晩使用しているので今では無くては眠れないようになってしまった。
電気毛布は健康に悪いと聞くけれど…。
美容と健康に反して気持ち良さを優先させてしまっている。
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