ブログの顔とリアルな顔、本当の自分はどちら?

ブログを書いていると時々、
「ころりさんとお友達になりたいです」
「直接メール交換しませんか?」
という有難いお誘いを頂く事がある。
こんな愚痴だらけの暗いブログを読み、そんな気持ちになって頂けるのは嬉しいのを通り越して申し訳ない気さえする。
だがこれは断言出来るのだが、もし本当に私と直接会ったりメール交換をする仲になると、その相手はがっかりするだろう。
え?こんな人だったの?
つまらない人ね。
そう思うと思う。
それ程私はブログの顔とリアルの顔には違いがある。
リアルな私は口数が少なく、大人しく穏やかな人に見えるだろう。心に鬱々としたものを抱えているようには見えないと思う。他人の前で深刻な会話をするのも苦手。相手を見て無難に合わせて頷くだけ。
そんな私が誰にも言えない心の内を吐き出す為にブログを書いている訳だが、ブログの顔が本当の自分か?と言われればそうでも無いような気がする。
リアルで無理をして生きている私も本当の自分であり、ブログでの陰の顔も私の一部分。
私に限らず、誰だって人に言えない事や、人に見せたくない顔があるのではないだろうか。
そういう意味では、こうしてブログがある時代に生まれて良かったと思う。多くの方に読んで頂き、私の心はどれ程救われているか分からない。
私にとってのブログはそういう存在だ。
一方で、ブログやSNSで実名を公表したり、実名でなくても本人だと分かる情報をオープンに載せている人も多い。
特にSNSなどでは、リアルな友人達と繋がっている人も多いと思うが、私から見ると、なぜわざわざネットの世界でまでリアルな友人と繋がりたいのか不思議でならない。
もし私がSNSでリアルな知人と繋がるなら、きっとそこには料理や花などの写真、誰にでも受け入れられるポジティブな言葉だけをアップするだろう。
そこに意味があるのだろうか。
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