一緒に来て欲しい本当の理由





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少し前に実の父からメールが来ていたのだが、軽く返信しただけで終わった。

自分からあまり連絡してこない父。
メールは大した内容では無かったが、本当は何か話したい事があるのではないか…と感じた。

いつもならその後父に会いに行ったりしていたのだが、今回は私の方に気持ちの余裕が無く、ついそのまま放置になっていた。

すると今日、また父からメール。
「寒くなってきたから身体に気を付けるように」

わざわざこんな内容を送ってくるなんて…やはり何かあるのでは?

正直今は誰とも話したくない気分だったが、父の事も気になり、重い腰を上げて父の住むアパートまで会いに行った。

父も私と同じで電話が苦手な人。
私と父が電話で会話すると、ぎこちなく沈黙が多くなる為気まずい。なので話す時には直接会う方が楽だ。

父の部屋は相変わらず綺麗に整頓されていた。

「綺麗に掃除してるね」

私がそう言うと少し間を置いて、「うん、お母さんが来てやってくれるから」と、気まずそうに言った。

やはり、そうか。







父の同居していた女性が亡くなってから、母は父の世話を焼くようになった。
最初は私にも「一緒にお父さんの所に行こう」と毎回言ってきたが、私が乗り気でない態度を続けていると、いつの頃からか一人でも父のアパートに来ている様子。

そんな元気があるなら私に頼らなくてもいいと思うが。
とにかく父の事を放っておけない母。

そしてその母の訪問を断れない父。

「お母さんは相変わらずだからね」

父が苦笑しながら言った。

「迷惑なら迷惑だってハッキリ言わないと伝わらないよ」と私は言った。

すると父は、「お母さんは言っても何倍にもなって返ってくるから…」と、疲れたような口調で言った。

分かる。私も父には偉そうな事を言っているが、自分も母に「迷惑だ」なんて言えた事が無い。

そして父は言った。

「お母さんが来る時、ころりも一緒においでよ」

え?それが言いたかったの?
言葉をそのまま受け取ると、私にも会いたいように聞こえるが、本当の理由は私に母とのガード役になって欲しいのではないかと感じた。

相変わらず弱い父。
父を見ていると、まるで自分を見ているような気持ちになった。






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Posted byころり
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