俎板の鯉になり腹をくくる





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重い腰を上げて、ようやく乳がん検診に行ってきた。

皆、どの程度の頻度で検診を受けているのだろう。
今まで私の周囲の人に聞いた限り、あまり乳がん検診を定期的に受けている人がいない。

「5年前に一度受けたんだけど…また行かなきゃと思っているんだけどね」という人や、「乳がん検診なんて行った事がないわ」という人までいる。

これだけニュースで乳がん患者が多く報道されているのに、不安にならないのだろうか。

私の場合、何年か前からおそらく良性と思われる腫瘍がある為、必ず定期的に検診に来るように言われている。

1ヶ月後、次は3ヶ月ごとに…という風に、一時期は頻繁に検査を勧められたが、最近は現状維持している事もあり、「次は半年後」と言われたにも関わらず、前回の検診から1年以上も空けてしまった。

久々に検診に行くと、検診待ちの人数が多く、マンモグラフィの検査室の前にはズラリと女性が並んで座っていた。

私もその列に並び、マンモグラフィが終わる事には2時間も経過していた。予約していたのにこれ程かかるとは。

だがこれで終わりではない。
次は医師の触診がある。

それもさらに順番待ちで、ようやく私の番が回ってきたと思ったら、触診は3分程で終わった。

「後で詳しく診ますので」と医師は言い、そのまま超音波検査室の前で待つように言われた。

私は経過観察が必要な腫瘍がある為、毎回マンモだけではなく必ず超音波検査をする事になっている。

が様子を見ていると、私のように事前に決まっていた訳ではなく、マンモの結果、その場で超音波検査を勧められている人が意外と多い。







そしてさらに、何か異常があったらしく、看護師と大学病院への紹介状の話をしている人もいた。

そんな様子を見ながら待っていると、どんどん不安が膨らんだ。
今回こそ何かあるのではないか…悪い方に考えてしまう。

そして私の名前が呼ばれ、超音波検査をしたのだが、その検査時間の長い事!

毎回超音波検査を受ける度に時間が長くなっているような気がする。

ずっと以前、まだ何も腫瘍など無い時には、超音波検査も5分程度で終わった気がする。
それが最近では30分以上はかかるようになり、今回は何と1時間以上も裸のまま超音波をあて続けていた。

そして、今までは2人の医師が途中で交代し、二人の目で確認してくれていた。
が、今回は1時間程経過した時、二人目の医師が部屋を出て行き、次に三人目の医師が入ってきた。そしてカーテンの向こうで何やらヒソヒソ話している。

私の不安はマックス。
どうして?何事?

そして三人目の医師にも超音波検査を受けた。
こうなったら俎板の鯉。

腹をくくったその時、三人目の医師が言った。

「うーん…硬いんですよねぇ…気になるのですが…」

…って!その言い方が気になる!怖い!

そして、「診断結果は別室で説明します」と言われ、また別の部屋に案内された。

その説明では、いくつか気になるものがあるが、現状では乳腺症によるしこりや、良性腫瘍と思われるもの、又はまだ判断が出来ないので要観察のものがあるらしく、とにかく頻繁に自己検診をするようにと強く言われた。

とりあえずホッとした。

「もし硬さを感じたらすぐに病院を受診して」と何度も念を押されたのには気分が落ちるが、とりあえず今は考え過ぎないようにしよう。

診察室を出ると、あれ程たくさん待っていた人達が一人もおらず、私の歩く音が響く程病院は静かだった。





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Posted byころり
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