夫婦の会話が少ない事は問題か

そろそろ自動車保険の満期がくる。その保険は義父の知人が保険代理店をしている為、...
そんな自動車保険の話をしていた時、ふと夫が言った。
「免許証はブルーだから」
え?
私は驚いた。
私も夫も免許証はゴールドだったはず。
自動車保険を契約する時も免許証の色を選択する項目があったはずだ。
私が勘違いしていたのか。
それでは偽証申告していた事になるのでは?
慌てて夫に確認すると、昨年自動車保険を更新する時には確かにゴールドだったらしい。
だがその後、免許証の更新があり、その時にブルーに戻ったと言うのだ。
知らなかった。
「どうして?事故も無かったよね?何か違反したの?」
そう聞くと、免許更新する前に、踏切の一旦停止で違反切符を切られたと言う。
その時に反則金も納めたらしいが、私は全く聞いていなかった。
「それならそう言ってよ」
事故にならなかったから良かったものの、安全運転して欲しいし、そういう大切な事は話して欲しい。
それに保険関係の手続きをするのは私なのだから、今回こんな会話をしていなかったら私はずっと知らずに間違った契約をしてしまったかもしれない。
「だから今報告した」と夫は言い訳していたが、年々夫婦で知らない事が増えている…と、この時実感した。
夫婦は長年連れ添う程、互いの事を理解し合うもの――と思う。
だがその反面、長く連れ添う程、互いの行動や出来事を話さなくなる一面もあるように思う。
それは夫婦によると思うが、少なくとも私達夫婦はそうなってきた。
性格や考え方などは言わずとも理解し合うようになるが、逆にそれが無駄な会話を減らしてしまう。
「どこに行ったのか、何をしたのか、どんな会話をしたのか」
昔は些細な事まで報告し合っていたが、今は互いにそれ程興味が無く、話したければ言えばいい…という程度。
なのでわざわざ話すのが面倒だと思えば報告しない。
中年になると夫婦別室の方が上手くいく…というのも納得出来る。
しかし今回の事で、もう少し互いの出来事を話すようにした方が良いような気がした。
昔のように。
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