私だけ





近所との付き合いがないのも相変わらずだ。
それどころか、更に悪化しているようにも感じる。

以前から近所付き合いが出来ずにいた。
特に母親達の井戸端会議を目にするのが本当に嫌で。

しかし家に引きこもっていると、春から秋の季節にはずっと主婦の笑い声が聞こえてきて、寒い冬が待ち遠しかった。

立ち話をしているのは主に小学生の親ぐらいの年齢の母親で、私と同年代であった。
もしかしたら、子供が成長し、あと数年すれば少しは井戸端会議も減るかもしれない……そんな期待をしながら、静かにジッと待っていた。

それに、中には子供はいるが井戸端会議には参加していない人もいた。
輪に入っていないのは私だけじゃない、それが救いだった。



ところが最近、ますます井戸端会議に参加する人が増えてきた。

私の親世代の人達が、孫を預かる事が増えたらしく、孫を道路で遊ばせたり、井戸端会議に混ざる事が多くなったのだ。
「子育て」という共通のキーワードがあれば、40代でも60代でも関係ないらしい。

そして驚いたのは先に書いた子供はいるが輪の中に入っていなかった人。
彼女までが井戸端会議に参加しているではないか。

子供の成長とともに、親も変わっていくんだと感じた。

2年程前までは「私だけじゃない」と自分を慰めていた私だが、気付けば井戸端会議に参加していないのは「私だけ」になってしまっていた。

さらに孤独は深まるばかり。





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Posted byころり