風呂から始まるミニマリスト
風呂の蓋を捨てた。
私もこれでミニマリストか?
昔に比べれば、浴室はとてもスッキリしている。
以前置いていた、風呂桶、風呂イス、浴室マット、石鹸置き…全て撤去し、そして遂に風呂の蓋まで処分した。
元々夫と私の入浴時間が違う。
特に最近夫は帰宅すると食事の前に先に風呂に入ると言う事が多い。
一方私は昔から深夜の入浴が好きだ。
夜型で寝るのが遅い為、眠る直前に入ろうと思うと、どうしても深夜になる。
不経済だが各自好きな時間に風呂に入る為、風呂の蓋は必須だった。
だが最近はまた潔癖な私が顔を出し、とにかく風呂やトイレなど汚れやすい場所には物を置きたくない…と思うようになった。
その気持ちが強くなったのは、義父母の家の風呂掃除の影響が大きい。
とにかくあちらの家の風呂を掃除する度に汚くて嫌になる。
すぐに水垢やカビが出来てしまい、古い家なので仕方ないかと諦めつつも、そこにある風呂桶や風呂イスを捨てたい衝動に駆られる。
もっと物が少なければ少しは掃除も楽なのに。汚れも付きづらくなるのに。
そう思うものの、足の悪い義母に風呂イスや浴室マットを捨てろとも言えず、そのストレスを持ち帰る。
そして自分の家の風呂の物を捨てる事で、どうにかストレス発散しているような気がする。
なのでうちの風呂は本当に物が無くスッキリ気持ちがいい。
だが当然困ってしまうのが入浴時間。
今までは夫と私、互いに好きな時間に入浴していたが、風呂の蓋を捨てた瞬間から私が夫の入浴時間に合わせるようになった。
これがかなり忙しい。
夫帰宅→夫風呂→私風呂→夕食
となるのだが、夫が帰宅する前にある程度夕食の準備をしておき、自分が風呂から出た後で、慌てて温め直したりテーブルに運んだりして夕食となる。
夕食が待っていると思うと、とてもゆっくり風呂に入っていられない。
ある知人夫婦は、「私達は基本的にシャワーしか使わない」と言っていた。それなら互いに風呂時間を合わせる必要はない。
だが私達夫婦は二人とも湯舟にしっかり浸かるのが好きなのだ。
一人ずつ湯を抜いてしまうのも勿体ないし、結局このスタイルを続ける事となる。今更風呂蓋に逆戻りは出来ない。
だがふと思う。深夜に好きな入浴剤を入れてのんびり入浴したら気持ちいいだろうな…と。
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